Don't forget smiling.

We are having through hard time 
But don't forget smiling 
Because to smile is Increasing
your Immune system

(僕たちは辛い時間を過ごしているけど、でも笑顔は忘れないで!だって笑顔は免疫力を上げてくれるからね)

by三浦春馬さん (高畑充希さんのインスタより引用)

 

もうすぐ49日ですね。
春馬くんのこと、ブログに書きたいと思いつつズルズルと今日まで来てしまいました。
クローズZERO2でその存在を認識し、『サムライ・ハイスクール』を見た時、うわっ、この子凄い!って思ったのをよく覚えてる。

この時のクールは『JIN』や『東京DOGS』などヒット作が多くて私も色々と見ていたんだけど、視聴率関係なく『サムライ・ハイスクール』が一番好きだし良作だったな。井上由美子さんの脚本も素晴らしかったし、主題歌monobrightの 「孤独の太陽」も良かったしね。でもこの時期忙しすぎてすごく心がしんどかったという発言を知るとちょっと辛いかな。

その後、他の好きな俳優さんがいたこともあって、特別春馬くんを追いかけるでなく、気になるドラマがあれば見てたって感じで、でもずっとこの先も見ていける俳優さんだとばかり思っていたから、突然の訃報は本当にショックだった。

それと同時に、過去の作品や歌い手としての活動を見ていくにつれ、何でもっとちゃんと見てなかったんだろうっていう後悔と、もう新しい作品を見ることが出来ないんだという喪失感が大きくて、今まで好きだったものに対して興味が持てなくなってしまって。クロマニヨンズも聞こうと思わなかったし、さんまさんのラジオやバラエティ番組も気持ちが向かず、毎日見ていた海老ブログの勸玄くんも全然チェックしなくなって。
私でさえこんななのだから、ずっと昔からのファンの方々はもっとやるせない思いなんだろうな。。

 私が救われた記事を載せておきます。きっと多くのファンがこの記事を読んでいると思います。

春馬くんのことを、とても丁寧に誠実に寄り添って書いてくれている文章です。
長い文章の一言一句、どれもが納得できて心に響くもので、俳優の先輩にあたる方もこの記事を引用ツイートされていました。

この記事の中にとても的確な表現だなって思う文章があって、亡くなったことについて「オセロゲームの終端に置かれたコマのように、人生の意味をパタパタとひっくり返して色を変えていくものではない」と表現されていて。

本当にその通りだなって思った。自ら亡くなるという選択をしたために、彼のイメージにとてもbadなレッテルを貼られてしまったようだけど、そうじゃないんだと。あの日に起きたことは一つの出来事であって、彼が今まで作品に対して真摯に誠実に向き合ってきたこと、私達にたくさんの感動を与えてくれたこと、日々ストイックに努力を重ねていたこと、そんな一つ一つの彼の素晴らしさは何も変わらないんだということに気付かせてくれる記事です。

もう一つ。『14才の母』や『サムライ・ハイスクール』を演出された佐藤監督が、アメブロで春馬くんについて触れていて、それがとてもすっと腑に落ちるものでした。

春馬くんと出会った時のことから始まって、作品ごとの彼を語ってくださり、「美しく、優しく、誇り高く、前向き」だと。人間だからそうでないときもあっただろうけど「彼はそれを見せないようにしていた。それは人間としてとても立派な態度だと思う」と。そして最後に、「僕は彼のことを生涯尊敬します」とまで言ってくださっていて。
親子以上の歳の差がある御大の方にここまで言ってもらえるのって、やっぱり凄いことだと思う。

で、何故私が腑に落ちたかということなんだけど。
『Night Diver』のメイキングで「仕事出来るって有難いですね~」って前向きなこと言っていたり、せかほしのMCや『太陽の子』の取材インタビューを見ていても笑顔でしっかりと対応していて、とてもあのような亡くなり方をするように見えないんだよね。
だけど、姿ははとっても痩せ細っていて(事務所気付いてよ!って思うけど)、亡くなる2週間前に会ったという美術家の井田さんは「笑顔だったけど、疲れてる様子だった」とツイートされていて。。

佐藤監督の言うように、マイナスの面を人に見せないようにしていたんだろうなって。春馬くんの場合、それが半端ないくらい強くて、人に気を遣わせないようにしていたんだろうなって。

自ら亡くなるっていうことを正当化してはいけないし、ドラマ撮影の途中でいなくなってしまったことの責任だって問われて仕方ないかもしれない。
でも、何か分からないけど、よっぽどのことだったんだと思うな。
きっと本当は、まだまだ頑張り続けたかったんだと思うな。大好きな年末の舞台に向けて頑張りたかったんだと思う。でも、もう疲れちゃってそこまで辿り着けなかったのかなって。舞台にたてなくなってしまったこと、春馬くんが一番無念に思っているんじゃないかなって。私の勝手な憶測でしかないけどね。

タイトルにあげたDon't forget smiling.
春馬くんそのものだなぁと。
いつもいいことばかりじゃないし、嫌な現場や苦手な人と接することもあっただろうけど、いつでも笑顔で誠実に仕事に向き合っていた春馬くんのことを、私も佐藤監督と同じように尊敬するし見習いたいなと思います。
春馬くん、ありがとうね。